合鴨のパストラミ
合鴨の美味しい食べ方の1つに、香辛料を効かせた燻製合鴨のパストラミがあります。
そのままカットして食べるのも美味しいですが、サラダに加えたりサンドイッチにしたり、料理することでも美味しくいただくことができます。
パストラミという食品は、もともと冷蔵保存技術が無かった古い時代にの保存食として作られていました。
燻煙により肉があぶられることで殺菌成分が肉へと浸透し、それと同時に食品に含まれる水分が抜けることで保存性を高めることが出来ます。
これが燻製、スモークと呼ばれる調理法です。
燻製技術は海外だけでなく日本でも馴染みが深く、日本での燻製食品としては、かつお節などがあげられます。
燻製食品の一つであるパストラミは、燻製された後に様々な香辛料をふんだんにまぶして味付けを行います。
この香辛料を用いた燻製食品は欧州が発祥で、アメリカ、そして日本にパストラミが伝わりました。
定番は牛肉を用いたパストラミビーフですが、他の肉で製造されることもあり、合鴨の例もその一つです。
合鴨パストラミの作り方と食べ方
合鴨パストラミの作り方は一般的なパストラミと同じです。
まずは下準備として塩などの調味料を使って肉を塩漬けし、十分に時間を置いて味を浸み込ませます。
十分に寝かせた合鴨肉は塩抜きを行い、脱水。
その後ようやく燻製作業に入り、じっくりと数時間かけて肉の水分を取り除いて行きます。
燻製後はたっぷりの香辛料をかけて寝かせ、完成です。
パストラミ作りはそれほど難しいものではありませんが、かなり時間を必要とする調理法ですから、自宅で手軽にというのは大変かもしれません。
寝かせる作業には数日、1週間など時間をかけることもあり、また燻製を行うには専用の調理機材が必要となりますから、手軽に楽しみたい方は市販品がオススメです。
合鴨のパストラミも人気で、多数市販されています。
合鴨パストラミの食べ方は、肉と香辛料の味がしっかりと詰め込まれているのでシンプルがオススメです。
そのままやサラダ、サンドイッチなどです。
パストラミでは肉厚よりもやや薄めにカットした食べ方が好まれており、固さを感じずに食感と味を楽しむには2.5mm前後がベスト、とも言われています。